メルカードとは？使い方や支払い方法・審査基準・炎上の真相について解説！

メルカリユーザーにとってメリットの多いクレジットカードといえば、メルカリが発行している「メルカード」です。

お得なポイント還元でメルカリポイントが貯まりやすいため、カード発行を検討している人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、メルカードの使い方や支払い方法、審査基準について分かりやすく解説します。

メルカード炎上の真相について知りたい人も、ぜひ参考にしてください。

メルカードとは？

メルカードとは、株式会社メルペイが発行するJCBクレジットカードです。

年会費永年無料で利用できるほか、メルカリユーザーにとってお得なポイント還元を受けられるのが特徴です。

メルカードは審査完了直後に使えるため、すぐにメルカリやネットショップのお買い物に利用できます。

国内や海外にあるすべてのJCB加盟店で使えるので、使い勝手がいいのもメルカードの魅力と言えるでしょう。

カード発行申し込みや利用設定など、手続きはすべてメルカリアプリで簡単にできます。

メルカードの使い方

では早速、メルカードの使い方から見ていきましょう。

メルカード申し込みの流れ

メルカード申し込みの流れは以下の通りです。

1. メルカリアプリを開く
2. アプリ下部にある「支払い」をタップ
3. カード券面部分をスライドし、メルカード部分の「申し込む」をタップ
4. メルカードの内容を確認し、再び「申し込む」をタップ
5. 利用規約等に同意したらチェックを入れ「同意して次へ」をタップ
6. 携帯電話番号に届いた認証番号を入力し「認証して完了する」をタップ
7. 4桁のパスコードを入力
8. 本人情報を入力し、カードのお届け先住所とカード決済用暗証番号を入力したら「入力内容を確認する」をタップ
9. 内容を確認し「この情報で申し込む」をタップ
10. 申し込み完了

申し込み完了後にメルカードの審査が行われるので、審査結果の通知を待ちましょう。

メルカードの初期設定方法

メルカード審査完了後にカードお届け先住所に普通郵便でメルカードが届くので、有効期限内に初期設定を行ってください。

初期設定が完了するとメルカードを使えるようになります。

【メルカードにスマートフォンを重ねて読み取る場合】

※NFC対応端末でのみ利用できる方法です。

1. メルカリアプリの「支払い」に表示される「メルカードは届いたら初期設定が必要です」をタップ
2. メルカードにスマートフォンの上部を近づける
3. スキャンが成功したら設定完了

【カメラでQRコードを読み取る場合】

1. メルカリアプリの「支払い」に表示される「メルカードは届いたら初期設定が必要です」をタップ
2. 「カメラでQRコードを読み込む」をタップ
3. カード貼り付け台紙に記載されたQRコードをカメラで読み込む

メルカードの審査基準

ここからは、メルカードの審査基準について紹介します。

20歳以上である

メルカードの申し込みは「満20歳以上であること」が条件です。

成人年齢が引き下げられたことで満18歳以上から作れるクレジットカードが増えましたが、メルカードの場合は満20歳以上という申し込み条件は変わりません。

満18歳や19歳は年齢で審査に弾かれるため、申し込みの際は注意が必要です。

本人確認を済ませている

メルカードを申し込みするには、本人確認を済ませていることも大事な条件となります。

申し込み前に本人確認を完了させることは、審査に通過するために大切なことです。

本人確認はメルカリアプリの「マイナンバーカード読み取り方式」か「自撮り方式」で簡単に行えます。

【マイナンバーカード読み取り方式】

スマートフォンでマイナンバーカードを読み取り申し込みする方法です。

＜利用可能な本人確認書類＞

• マイナンバーカード

【自撮り方式】

スマートフォンで本人確認書類と自身の顔を撮影する方法です。

＜利用可能な本人確認書類＞

• マイナンバーカード
• 運転免許証/運転経歴証明書
• パスポート

メルカリの利用実績に問題がない

メルカードの審査では、メルカリの利用実績も影響します。

審査に通過するには、メルカリの利用実績に問題がないことが重要なポイントです。

メルカリの利用実績は、主にメルカリの取引件数や取引内容、キャンセルやトラブルがなかったかで判断します。

自分都合のキャンセルや取引相手とのトラブルが多い場合や、メルカリの評価が悪い場合は「利用実績に問題がある」と判断される可能性があるため注意が必要です。

メルペイ定額払いを利用できる

メルカードを利用するには、本人確認以外にメルペイ定額払いの申し込みと審査が必要になります。

メルペイ定額払いとは、メルペイスマート払いの利用代金を月々にわけて支払いできるサービスです。

メルカードの支払いは1回払いが基本となりますが、メルペイ定額払いを利用することで月々に分けての支払いが可能になります。

メルカードの審査には、メルペイ定額払いの審査も含まれていると考えておきましょう。

信用情報に問題がない

メルカードの審査ではCICによる個人信用情報の開示が行われ、お金の貸し借りの履歴や延滞履歴などを見て返済能力があるか判断します。

過去に延滞履歴や債務整理などの履歴がある場合は「返済能力がない」と判断され、審査に通過できなくなる可能性が高いです。

信用情報に問題がないことは審査に通過する重要なポイントになるため、不安な場合は申し込み前に自身でCICの信用情報を確認してみましょう。

指定信用情報機関のCICでインターネットもしくは郵送による情報開示が可能です。

メルカードの審査にかかる時間

メルカードの審査結果は、通常申し込みから1日〜2日程度でメルカリアプリから通知が届きます。

状況によっては3日以上かかることもあるため、通知が届くまではしばらく待ちましょう。

審査が完了すると、メルカリやメルカリshos、ネットショップなどですぐにメルカードを利用できます。

メルカードの支払い方法

メルカードの支払い方法はメルペイあと払いのみで、他の支払い方法は選択できません。

ここでは、メルペイあと払いで支払う方法について、詳しく紹介します。

メルペイのあと払いとは？

メルペイのあと払い（メルペイスマート払い）とは、月々の利用代金をまとめて翌月払いにできるメルカリ内のサービスです。

事前チャージ不要で利用できるのが特徴で、利用分は翌月の1日〜月末までの好きなタイミングで支払いできます。

メルペイのあと払いはID決済にも対応しているため、メルペイが使えるお店だけでなく街中のお店で使うことも可能です。

⇒メルペイあと払いのような【後払いアプリ一覧】を見る

メルペイのあと払い利用の流れ

メルカード利用者の場合、メルカードを使って決済するだけでメルペイあと払いを利用できます。

月々にわけて支払いたい場合は、一括での決済後に定額払いへの設定変更が必要です。

1. メルカリやお店での支払い方法を「メルペイスマート払い」「あと払い利用枠」に設定して決済するか「メルカード」で決済
2. 翌月1日～末日までの好きなタイミングで利用分を支払う

利用分の支払い方法

メルペイのあと払いは、以下の3つの方法から選んで利用分の支払いが可能です。

• 自動引き落とし
• チャージして支払う
• コンビニ・ATM払い

自動引き落とし｜手数料無料

自動引き落としとは、6日・11日・16日・21日・26日のいずれかの日を指定して、自動で支払う方法です。

利用には支払い用銀行口座の登録と、アプリで行う本人確認が必要になります。

アプリ内の残高やポイントを支払いに利用できるほか、自動引き落としの手数料は一切かかりません。

チャージして支払う｜手数料無料

メルペイ残高に現金チャージ・または手持ちの残高を使って、好きなタイミングで支払う方法です。

利用には支払い用銀行口座の登録と、アプリで行う本人確認が必要になります。

アプリ内のポイントを支払いに利用できるほか、チャージ手数料は一切かかりません。

コンビニ・ATM払い｜手数料220円～880円

コンビニやATMから現金で支払う方法です。

銀行口座の登録や本人確認は必要ありませんが、利用時には清算手数料（220円〜880円）がかかります。

コンビニ・ATM払いもアプリ内のポイントを支払いに利用することが可能です。

【清算時手数料】

コンビニ・ATM払いの清算時手数料は、支払い金額によって変動します。

ただし、当月の支払いが定額払い分だけの場合は、清算時手数料がかかりません。

※清算時手数料は売上金 ・メルペイ残高・ポイントによる充当前の利用金額の合計が算定対象です。

メルカードの2つのデメリットとは？

メルカードの申し込みに悩んだときに、知っておきたいのは利用する際のデメリットです。

ここでは、メルカードの2つのデメリットを紹介します。

デメリット1｜JCBブランドしか選択できない

メルカードのデメリットとして、JCBブランドしか選択できないことが挙げられます。

一般的なクレジットカードでは、発行元となるブランドを自身で選択できるケースが多いです。

有名な国際ブランドにVISA・JCB・MasterCardなどがあり、使い勝手や特典などで選ぶ人もいるでしょう。

一方でメルカードはJCBブランドのみなので、JCB以外のブランドでクレジットカードを作りたい人には向きません。

利用したい決済先がJCBに対応していない場合などは、メルカード以外のクレジットカードを検討しましょう。

デメリット2｜家族カードやETCカードがない

ETCカードや家族カードを発行できるクレジットカードが多い中で、メルカードは家族カードやETCカードの発行ができません。

そのため、ETCカードとして使えるクレジットカードを作りたい人や、家族カードが必要な人にとってメルカードは不便です。

メルカードはクレジットとしての機能がシンプルなので、機能面で選ぶ人には少し物足りなく感じるかもしれません。

そういった面もメルカードのデメリットと言えるため、申し込みの際はクレジットカードの使い道をよく考えましょう。

メルカードにはどんなメリットがある？

メルカードには利用者にとって嬉しいメリットも多いです。

ここでは、メルカードのメリットを2つ紹介します。

メリット1｜年会費無料で利用できる

一般的なクレジットカードには年会費が必要になるカードも多いですが、メルカードのメリットは年会費が永年無料で利用できることです。

年会費無料の条件などもないので、安心して使い続けることができます。

クレジットカード発行に余計なお金をかけたくない人や、年会費を気にせず長く使えるカードを作りたい人には、メルカードがおすすめです。

メリット2｜ポイント還元率が高い

メルカード最大のメリットと言えるのが、ポイント還元率が高いことです。

メルカリを利用するだけで、最大でメルカリ利用額の4.0%がポイント還元されます。

また、メルカリ以外のお買い物でも、メルカードを使えば1.0%のポイント還元があるため、お得にポイントを貯めることが可能です。

ポイントは1ポイント=1円として、メルカリでのお買い物やメルペイあと払いの支払いに使えます。

メルカードは頻繁にメルカリを利用する人にとって、夢のようなクレジットカードと言えるでしょう。

メルカードは過去に炎上した？

メルカードについてネット上で検索を行うと、関連ワードとして「炎上」や「やばい」と表示され不安に感じる人もいるでしょう。

実は「やばい」と炎上したのは同名のカードショップで、傷の付いたカードを値札で隠して販売したことが炎上の原因です。

クレジットカードのメルカードは炎上と全く関係ないため、当然ながら「やばい」と噂されるようなことも一切ありません。

利用を検討している人は、安心してメルカードに申し込みしましょう。

まとめ

メルカリが発行する「メルカード」は、メルカリ利用時にお得にポイントが貯まるクレジットカードです。

年会費無料でメルカリアプリから簡単に申し込みできるほか、審査に通過すればすぐにメルカリやネットショップなどでカードを使えます。

メルカリユーザーにはとくにおすすめのカードなので、気になる人はぜひ検討してみてはどうでしょうか。