d払いバーチャルカードとは？発行方法や使い方・現金化について徹底解説！

d払いバーチャルカードは、d払いを使ってオンライン上でVisa決済ができるカードです。

2024年1月29日に「d払いタッチ」と同時に提供された新しいサービスなので、機能やd払いとの違いを詳しく知りたい人もいるでしょう。

この記事では、d払いバーチャルカードの発行方法や使い方など、気になる疑問点について徹底解説します。

d払いバーチャルカードの利用を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

d払いバーチャルカードとは？

d払いバーチャルカードとは、ドコモが発行するインターネット専用のカードです。

「d払いタッチ」の設定を完了するとバーチャルカードが自動発行される仕組みとなっており、カードレスなのでカードの到着を待たずにネット通販などで買い物を楽しめます。

Visaマークのあるインターネット通信販売加盟店なら国内・海外で利用できるうえ、支払方法がd払いなのでキャリア決済を使った後払いに対応しているのも魅力です。

d払いバーチャルカードとdカードプリペイドの違い

ドコモには以前から「dカードプリペイド」があるため、d払いバーチャルカードとの違いがわからない人もいるでしょう。

どちらも支払いに「d払い」を使える点は同じですが、以下のように違いがあります。

比較項目	d払いバーチャルカード	dカードプリペイド
年会費・発行手数料	無料	無料
カードの発行時間	即時	1週間～10日後に発送
バーチャルカード	あり	なし
リアルカード	なし	あり
3Dセキュア	非対応	対応
国際ブランド	Visa	MasterCard
使えるお店	Visaオンライン加盟店	MasterCard加盟店 ID加盟店

d払いバーチャルカードは即時発行が可能ですが、dカードプリペイドはプラスチックカードの発行に1週間〜10日程度の時間がかかります。

すぐにカードを利用したい人には「d払いバーチャルカード」がおすすめです。

d払いバーチャルカードの発行方法

d払いアプリから「ｄ払いタッチの初期設定」をすると、バーチャルカードが自動発行される仕組みになっています。

申し込みや審査は一切不要で、設定が完了次第すぐにバーチャルカードの利用が可能です。

d払いタッチについて

d払いタッチはドコモが2024年1月29日に導入した新しいサービスで、d払いアプリで設定するだけで「電子マネーID」や「Visaタッチ」を利用できるのが特徴です。

ドコモ回線の契約者だけでなく、本人確認済みのdアカウントがあれば他社回線の契約者でもサービスを利用できます。

dアカウントを持っていない場合は、d払いアカウントの作成と本人確認手続きを済ませてからd払いタッチの設定をしましょう。

dアカウントの作成方法

他社回線の契約者またはドコモ回線の契約者でも指定ISPサービス（Iモード・SPモード・ahamoなど）の契約がない人は、あらかじめdアカウントの作成が必要になります。

dアカウント設定アプリをダウンロードし、以下の手順で設定を済ませてください。

＜dアカウントの作成手順＞

1. dアカウント設定アプリを起動し「新たにdアカウントを作成」をタップ
2. 表示されているメールアドレスの中から、連絡先メールアドレスを選択してタップ
3. 表示されているメールアドレスの中から、予備のメールアドレスをタップ
4. 続けて設定したいdアカウントのIDを設定し「設定する」をタップ
5. パスワード・氏名・性別・生年月日を入力し「OK」をタップ
6. 利用規約を確認し「同意する」をタップ
7. dアカウントの設定完了（生体認証対応端末の場合はそのまま設定に進む）

本人確認手続き

d払いタッチの利用には、dアカウント作成後に本人確認手続きが必要です。

申請方法と必要書類については、以下の表を参考にしてください。

申請方法	必要な本人確認書類	審査結果通知までの期間
かんたん本人確認	運転免許証 マイナンバーカード	即日※
	在留カード	数日程度
写真撮影で本人確認	運転免許証 運転経歴証明書 マイナンバーカード 在留カード	数日程度

※申請内容によっては数日程度かかる場合もあります。

＜本人確認手続きの手順＞

1. dアカウント設定アプリを起動し「本人確認」をタップ
2. 会員情報画面で「本人確認」をタップ
3. 「かんたん本人確認」または「写真撮影で本人確認」を実施する
4. 本人確認手続き完了

d払いタッチの設定方法

d払いタッチはApplePayもしくはGooglePayに設定して利用することが可能です。

d払いタッチをApplePayに設定する

d払いタッチをApplePayに設定すると、全国のID加盟店・Visaのタッチ決済加盟店にてiPhoneやAppleWatchをかざすだけで支払いができます。

＜ApplePayに設定する手順＞

1. d払いアプリの機能一覧から「d払いタッチ設定」アイコンをタップ
2. 「設定をはじめる」をタップ
3. 利用規約に同意後「ApplePayを設定」をタップ
4. 「次へ」をタップ
5. 「メインカードとして使用」をタップ
6. 設定完了

d払いタッチをGooglePayに設定する

d払いタッチをGooglePayに設定すると、全国のID加盟店にてAndroid端末をかざすだけで支払いができます。

＜GooglePayに設定する手順＞

1. d払いアプリの機能一覧から「d払いタッチ設定」アイコンをタップ
2. 「設定をはじめる」をタップ
3. 利用規約に同意後「GooglePayに追加」をタップ
4. 「続行」をタップ
5. 「メインカードに設定」をタップ
6. 設定完了

d払いバーチャルカードの使い方

d払いタッチの設定が完了すると、d払いアプリ上にd払いバーチャルカードが発行されます。

d払いバーチャルカードには「カードロック」がかかっているので、利用する前にカードロックの解除を忘れないようにしましょう。

＜カードロックの解除方法＞

1. d払いアプリを起動し「アカウント」をタップ
2. ネット支払い設定の「バーチャルカード」をタップ
3. カード情報一覧にある「カードロック設定」をオフにする
4. カードロックの解除完了

カードロックを解除すると、Visaオンライン加盟店でバーチャルカードを利用できます。

お買い物の際は支払方法に「クレジットカード」を選択し、d払いアプリ上に表示されるカード情報を入力しましょう。

※カード情報（カード番号と名義人）はコピーすることが可能です。

d払いバーチャルカードを使えるお店

d払いバーチャルカードは、Visaマークのあるインターネット通信販売加盟店（国内・海外）ならどこでも利用できます。

ただし、プラスチックカードを発行しないバーチャルカードなので、コンビニやドラッグストアなどVisaマークのある実店舗で利用することはできません。

実店舗で使いたい場合は、d払いのバーコード決済やdカードプリペイドの利用がおすすめです。

d払いバーチャルカードはAmazonで使える？

d払いバーチャルカードは、Amazonでのお支払いにも対応しています。

Amazonのお買い物に利用する際は、アカウントの支払方法にバーチャルカードの情報を追加しておきましょう。

Amazonではd払いバーチャルカードを使って、Amazonギフト券やAppleギフトカードなどのギフト券類を購入することも可能です。

d払いバーチャルカードのポイント還元率はどれくらい？

d払いバーチャルカード（d払いタッチ）のポイント還元率は、d払いの基本還元率に設定されている「0.5％」です。

お買い物代金（税込）に対して通常ポイントが200円に1ポイント付与される仕組みになっており、支払方法はd払い残高または電気料金合算払いが対象となっています。

キャンペーン対象のお買い物であれば通常ポイントに加えてキャンペーンポイントもたまるため、効率よくポイントをためるにはキャンペーン情報をチェックするのがおすすめです。

d払いバーチャルカードの支払方法

d払いバーチャルカードは、d払いアプリの支払方法を設定して利用する仕組みです。

あらかじめ利用する前に、アプリで支払方法を設定しておきましょう。

＜d払いアプリの支払方法＞

• 電気料金合算払い（利用条件あり）
• d払い残高
• dカード（dカード以外のクレジットカードは利用不可能）

＜支払方法の設定手順＞

1. d払いアプリを起動し「アカウント」をタップ
2. 「支払い方法」をタップ
3. 設定したい支払方法をタップ
4. 設定完了

電話料金合算払いを支払方法に設定すれば後払いにできる！

電気料金合算払いとは、d払い加盟店で利用した請求代金を翌月の携帯電話料金と合わせて支払う方法です。

d払いアプリの支払方法を電気料金合算払いに設定することで、d払いバーチャルカードの利用代金を後払いにできます。

電気料金合算払いには利用条件や利用限度額があるため、事前によく確認しておきましょう。

電話料金合算払いの利用条件

電気料金合算払いは、ドコモの回線契約者で指定ISPサービス（Iモード・SPモード・ahamoなど）の契約がある人のみ利用できます。

条件を満たさない人は利用できないので、支払方法を設定する際は注意が必要です。

電話料金合算払いの利用限度額

電話料金合算払いの利用限度額は、d払い利用者の年齢や契約期間・支払い状況によって異なります。

初期設定では10,000円に設定されており、利用限度額の範囲内であれば1,000円単位で設定が可能です。

利用限度額の目安については、以下の表を参考にしてください。

年齢	契約期間	設定可能な利用限度額
19歳まで	ー	～1万円/月
20歳以上	1～3ヵ月	～1万円/月
	4～12ヵ月	～3万円/月
	13ヵ月～	最大10万円/月

電話料金合算払いの請求タイミング

当月利用分の電話料金合算払いの請求代金は、翌月の電話料金と合わせて請求されます。

滞納すると回線の利用停止リスクがあるので、くれぐれも計画的に利用しましょう。

d払いバーチャルカードは現金化できる？

d払いアプリには出金機能があるため、銀行口座やセブン銀行ATMで「d払い残高」を出金して現金化することが可能です。

ただし、d払い残高にチャージできるのは現金のみとなっているため、出金機能を使っても現金を異動することしかできません。

「電話料金合算払い」を利用した後払い現金化に関しては、d払いバーチャルカード対応の業者に依頼することでスムーズに現金化が可能です。

⇒d払いバーチャルカードの現金化方法｜おすすめ優良店5社を紹介!

d払いバーチャルカードを業者で現金化する方法

d払いバーチャルカードは、業者に依頼することで後払い現金化が可能です。

後払い現金化には「電話料金合算払い」を支払方法に設定する必要があるため、事前に利用条件や利用限度額を確認しておきましょう。

＜業者で現金化する手順＞

1. d払いバーチャルカードを発行する
2. d払いアプリの支払方法を「電話料金合算払い」に設定
3. d払いバーチャルカード対応の業者に現金化を依頼する
4. 業者から指定された商品をd払いバーチャルカードで購入
5. 指定口座に振込みされた現金を受け取る

d払いバーチャルカードに関するよくある質問

ここでは、d払いバーチャルカードに関するよくある質問と回答を紹介します。

まとめ

d払いタッチを設定するだけで利用できるd払いバーチャルカードは、クレジットカード代わりとしても使える便利なカードです。

支払方法に電話料金合算払いを設定すれば、利用代金を後払いにすることもできます。

業者を利用した現金化にも対応しているので、まとまったお金をすぐに現金化したい人にもおすすめです。