PayPayクレジット（旧あと払い）とは？デメリットや使い方・審査について解説！

チャージ不要で利用できるPayPayクレジット（旧あと払い）は、PayPayユーザーにとって便利な後払いサービスです。

コンビニやスーパーなど身近な店舗での買い物を手数料無料で後払いできるため、日常で使いやすいのが魅力です。

一方で、PayPayクレジットの利用には審査が必要なため、審査に通過できるか不安に感じる人もいるでしょう。

そこで今回は、PayPayクレジットの概要や審査内容について分かりやすく解説します。

また、メリット・デメリットや使い方についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

PayPayクレジット（旧あと払い）とは？

PayPayクレジットとは、PayPayで利用した代金を手数料無料で翌月後払いにできるサービスです。

事前に現金チャージすることなく支払いができ、支払った代金は翌月に登録した銀行口座から引き落としされます。

PayPay加盟店ならどこでも使え、支払い方法と毎月の利用状況に応じてお得にポイントが貯まるのも特徴です。

PayPayクレジット（旧あと払い）のデメリット・注意点

まずは、PayPayクレジットのデメリットを解説します。

PayPayクレジットには、以下のようなデメリットがあります。

• PayPay加盟店でしか使えない
• 利用には審査が必要になる
• 利用可能額に上限がある
• 分割払いを利用できない

事前にチェックしておきましょう。

PayPay加盟店でしか使えない

PayPayクレジットが利用できるのはPayPay加盟店のみです。

どこでも使えるキャッシュレス決済を希望する場合は、PayPay加盟店でしか使えない点がデメリットと言えます。

とはいえ、PayPay加盟店は300万ヶ所以上あり、身近なお店で使うには十分すぎるほどです。

使える店舗が気になる人は、PayPay公式サイトで確認しましょう。

利用には審査が必要になる

PayPayクレジットの利用には審査が必要です。

審査では申込者の返済能力や信用情報などを判断するため、内容次第では審査に落ちる可能性もあります。

PayPayクレジットに申し込みする際は、その点も踏まえて利用を検討しましょう。

PayPayクレジットの審査については、後ほど詳しく解説します。

利用可能額に上限がある

PayPayクレジットは、 PayPayで利用した代金をすべて翌月後払いにできるわけではありません。

あらかじめ利用上限額が設定されているため、申し込み前に確認が必要です。

PayPayクレジットの利用限度額は、本人確認ありと本人確認なしで大きく変わるのが特徴です。

本人確認なしの場合は最大10万円までと限度額が低めに設定されているため、上限金額を引き上げたい人はアプリで本人確認を済ませましょう。

分割払いを利用できない

PayPayクレジットは買い物の支払いに分割払いを利用できません。

なぜなら、PayPayクレジットの利用代金は、当月利用分をまとめて翌月1回後払いで支払う必要があるからです。

翌月後払いにできるのは便利ですが、利用する金額によっては1回払いで支払うのは大変なケースもあるでしょう。

その場合は、請求書払いに使う場合は、分割払いやリボ払いにすることも可能です。

リボ払いの利用には手数料がかかりますが、毎月の支払い額を調整したい人は検討してみてください。

PayPayクレジット（旧あと払い）のメリット

PayPayクレジットのメリットも見ていきましょう。

PayPayクレジットには、以下のようなメリットがあります。

• チャージ不要で利用できる
• 年会費・手数料無料で利用できる
• 利用するとPayPayポイントが貯まる

順番に解説していきます。

チャージ不要で利用できる

PayPayクレジット最大のメリットは、チャージ不要で利用できることです。

キャッシュレス決済サービスは事前チャージが必要になるものが多く、チャージする手間がかかります。

PayPayクレジットは事前に現金チャージすることなく支払いができるので、面倒な手間を省いて買い物を楽しむことが可能です。

利用した代金は翌月にまとめて支払う仕組みなので、手元にお金がないときでも安心してPayPayを使えます。

年会費・手数料無料で利用できる

クレジットカード感覚で使えるPayPayクレジットですが、利用には年会費も手数料も一切必要ありません。

年会費・手数料ともに無料で利用できるサービスなので、誰でも手軽に利用できるのがPayPayクレジットのメリットです。

「後払い決済は手数料が気になる」という人も、PayPayクレジットなら安心して使えます。

年会費も必要ないので、クレジットカードを持たない人にもおすすめのサービスと言えるでしょう。

利用するとPayPayポイントが貯まる

PayPayクレジットを利用するもう一つのメリットとして、利用するとPayPayポイントが貯まることが挙げられます。

PayPayクレジットは、PayPay残高を使った支払いよりもポイント付与率が高くなるのです。

前月に以下の条件を達成すると、最大1.5%のポイントが付与されます。

• PayPayまたはPayPayカード・PayPayカードゴールドで合わせて200円以上の支払いが30回以上
• PayPayまたはPayPayカード・PayPayカードゴールドで合わせて10万円以上

効率良くポイントを貯めたい人には、PayPayクレジットがおすすめです。

PayPayクレジット（旧あと払い）の審査について

PayPayクレジットを利用するには、所定の審査に通過しなければなりません。

ここでは、PayPayクレジットの審査について詳しく見ていきましょう。

PayPayクレジットの審査内容

PayPayクレジットの審査は、クレジットカード発行時と同様の内容で審査が行われます。

【申し込み条件】

• 満18歳以上（高校生を除く）の方
• 本人または配偶者に安定した収入がある方
• SMS認証による本人確認ができる携帯電話番号を持っている方

審査では「申込者本人の属性（勤務先・勤務年数・年収など）」「信用情報の照会（ローンやクレジットなどの借入履歴・返済に関する情報）」を主に確認し、返済能力があるかどうかを判断されます。

申し込み条件に満たない場合は利用できないので、申し込み前に必ず確認しましょう。

PayPayクレジットの審査にかかる時間

PayPayクレジットの審査にかかる時間は、申し込みから審査完了まで最短7分程度です。

ただし、申込者の属性や状況によっては、審査に時間がかかることもあります。

PayPayクレジットの審査に落ちる原因

PayPayクレジットの審査内容は、PayPayカード発行時と同様の内容のため、後払いサービスの中では審査が厳しい傾向にあります。

そのため、PayPayクレジットの審査に落ちるケースは珍しくありません。

PayPayクレジットの審査に落ちる理由としては、以下の原因が考えられます。

• 申し込み条件を満たしていない
• 信用情報に傷がついている
• 収入が安定していない

PayPayクレジットの審査では信用情報を確認されるため、過去に滞納や未払いの履歴がある人や、債務整理の履歴がある人は審査に通過できない可能性が高いです。

安定した収入があることも条件となるので、無職や収入が安定しない人は返済能力がないと判断され、審査に落ちる原因になります。

PayPayクレジット（旧あと払い）の登録方法

PayPayクレジットは、利用する前に登録が必要になります。

登録の手順はPayPayカードの有無で変わります。

• 登録の手順｜PayPayカードを持っていない人
• 登録の手順｜PayPayカードを持っている人
• 支払い設定を変更する

それぞれ見ていきましょう。

登録の手順｜PayPayカードを持っていない人

PayPayカードを持っていない人は、以下の手順で登録してください。

1. ホーム画面の「PayPayカード」をタップ
2. 指示に従って申し込み情報を入力
3. プラスチック製のカードの有無を選択して「次へ」をタップ
4. 精算に使う銀行口座を登録して完了

申し込み完了後、最短2分で審査結果が通知されます。

ただし、21時30分から翌10時までの申し込みは翌日12時以降の審査になる点に注意してください。

審査が完了すると、PayPayカードのバーチャルカードが発行されます。

登録の手順｜PayPayカードを持っている人

PayPayカードを持っている人は、最短20秒で簡単に登録できます。

1. ホーム画面のバーコード部分を左へスワイプ
2. 個人情報の取り扱い事項を確認し「上記に同意して続ける」をタップ
3. 内容を確認し「PayPayアプリに登録する」をタップして完了

支払設定を変更する

PayPayクレジットの審査が完了したら、支払い設定を変更してPayPayクレジットを使えるようにしましょう。

支払い方法を「残高」から「クレジット」に切り替えると、PayPayクレジットを使って支払いができます。

1. ホーム画面のバーコード部分を左へスワイプ
2. 設定がクレジットに切り替わり、ホーム画面の赤い部分が青色に変わる
3. 支払い画面も青色に変わったら設定完了

では、実際の使い方も見ていきましょう。

PayPayクレジット（旧あと払い）の使い方

PayPayクレジットは加盟店の買い物以外にも、請求書払いやオンラインサービスなどで利用できます。

• PayPay加盟店の買い物に利用する
• 請求書払いで利用する
• オンラインサービスで利用する

PayPayクレジットの使い方をそれぞれ紹介していきます。

PayPay加盟店の買い物に利用する

PayPayクレジットは、PayPay加盟店での買い物に利用できます。

事前に支払い方法を「クレジット（旧あと払い）」に切り替えしておきましょう。

1. 支払い方法を「クレジット（旧あと払い）」に切り替える
2. 支払い時に「PayPayで」と伝える
3. PayPayアプリに表示されたQRコードやバーコードを店員に見せるか、店舗に設置されている端末で読み取る
4. 支払い完了

請求書払いで利用する

PayPayクレジットを使って、請求書払いが利用できます。

請求書払いは支払い時に1回・分割・リボ払いの選択が可能です。

1. ホーム画面にある「スキャン」を選択
2. 払込票のバーコードを読み取る
3. 支払い金額を確認し「今すぐ支払う」をタップ
4. 支払い完了

オンラインサービスで利用する

PayPayクレジットは、オンラインサービスの支払いに利用できます。

事前に利用できるサービスを確認しておきましょう。

【オンラインサービスの利用手順】

1. オンラインの支払い時に支払い方法を確認
2. 支払い方法の選択画面で「クレジット（旧あと払い）」を選択
3. 支払い完了

支払い方法の選択画面で「クレジット（旧あと払い）」が表示されない場合は、PayPayクレジットを利用できません。

オンラインストア側の設定で利用できない場合があるので、利用する際は注意が必要です。

PayPayクレジット（旧あと払い）は現金化できる？

PayPayクレジットは、ネットの現金化業者に依頼して利用枠を現金化できます。

商品の選定から買取まで、手続きはすべて業者が代行してくれるため、ユーザーは指示に従うだけで簡単に現金化が可能です。

また、優良業者ならリスク対策を徹底しているためPayPayクレジット現金化はバレる心配もありません。

PayPayクレジット現金化の詳しいやり方については、以下の記事を参考にしてください。

PayPayクレジット（旧あと払い）を即日現金化する方法はこちら

PayPayクレジット（旧あと払い）ならチャージなしで後払い

PayPayクレジットは、チャージ不要で1日最大50万円を後払いできる便利なサービスです。

手数料や年会費も無料なため、クレジットカードを持たない人でも気軽に利用できます。

利用するには審査が必要ですが、安定収入があり信用情報がクリーンなら通過できるので、チャージの手間を省いて買い物をしたい人はぜひ検討してみてください。