dスマホローンの審査は厳しい？審査基準や在籍確認の有無・審査に落ちる理由を解説！

dスマホローンは、申込みから利用までスマホで完結できるドコモのカードレスローンです。

ドコモユーザーは金利優遇があるなど魅力的な融資サービスですが、気になるのは審査の内容や難易度ではないでしょうか。

そこで今回は、dスマホローンの審査基準や難易度などを解説します。

審査に落ちる理由を知って対策をしたい人も、ぜひ参考にしてください。

dスマホローンとは

dスマホローンとは、ドコモが提供するローンサービスです。

申込み・借入・返済がすべてスマホで完結が可能で、d払い残高への借入は1,000円からの少額融資にも対応しています。

ドコモユーザーなら利用状況に応じて金利優遇を受けられるほか、キャンペーンにエントリーすれば無利息サービスが適用されるのも魅力です。

dスマホローンの審査基準

では早速、dスマホローンの審査基準を見ていきましょう。

dスマホローンの申込み条件を満たしている

dスマホローンを申し込みするには、以下の条件をすべて満たす必要があります。

• 満20歳～68歳以下で日本国内に居住する個人
• 安定した収入がある
• 申込者本人名義のドコモ所定の携帯回線を契約しているか、dアカウントを保有している人
• ドコモが発信するSMSを受信できる

満20歳～68歳以下で日本国内に居住する個人

dスマホローンは満20歳〜68歳以下の人が申込み対象なので、成人して働いている場合でも満18歳や19歳の人は申込みができません。

また、日本国内に居住する個人であることも条件となるため、海外に居住する人や法人は申込み対象外です。

安定した収入がある

dスマホローンを申込み条件は、申込者本人に安定した収入があることです。

無職や専業主婦の人は申込みできませんが、安定した収入があればアルバイトをしている学生やパート主婦・年金受給者も申込みの対象になります。

申込者本人名義のドコモ携帯回線を契約しているか、dアカウントを保有している

dスマホローンの申込み対象となるのは、申込者本人名義のドコモ携帯回線を契約している人かｄアカウントを保有している人です。

dアカウントを保有していれば、ドコモユーザー以外の人も申込みが可能です。

ドコモが発信するSMSを受信できる

dスマホローンの利用にはドコモが発信するSMSの受信が必要になるため、SMSを受信できないデータ通信専用の格安スマホなどを使って申込みすることはできません。

総量規制の範囲内の借入である

dスマホローンは総量規制の対象となるため、年収の3分の1までしか借入できません。

そのため、審査では信用情報を元に「総量規制の範囲内の借入に該当するか」を確認します。

他社で総量規制を超えた借入がある場合は、当然ながらdスマホローンで新規の借入はできません。

dスマホローンに申込みする前に、自身の借入が総量規制の範囲内か確認しておくことが大切です。

信用情報に問題がない

ドコモは株式会社日本信用情報機構（JICC）と株式会社シー・アイ・シー（CIC）の2つの信用情報機関に加盟しているため、JICCとCICに登録された信用情報を元に審査を行っています。

信用情報にはクレジットやローンの滞納履歴なども記録されているため、内容を確認して「信用情報に問題がある」と判断された場合は審査に通過するのが難しくなります。

dスマホローンで融資を受けられるのは、信用情報に問題がないことも基準の1つです。

ドコモスコアの点数

dスマホローンでは、ドコモスコアの点数を元に独自基準の審査を行っています。

ドコモスコアとは、ドコモの契約やサービスの利用状況を解析し、自動的に点数化したものです。

ドコモスコアを活用して審査を行うことで、個々人の状況に合わせた適切な金利や借入額を設定することが可能になります。

ドコモスコアを算出するための情報の一例は、以下の通りです。

• ドコモ回線の利用期間
• 携帯料金の支払履歴
• 金融サービスの利用状況
• コンテンツサービスの利用状況
• 契約内容

ドコモスコアの点数は利用者の信用度を表しているため、点数が高いほどdスマホローンの審査では有利になります。

dスマホローンの審査は厳しいのか？

dスマホローンの審査はそれほど厳しい内容ではありませんが、返済能力や信用情報を確認されることから大手消費者金融と同じくらいの審査難易度だと考えられます。

ただし、dスマホローンの審査はドコモスコアの点数が影響するため、判断基準が消費者金融とは異なるのが特徴です。

消費者金融の審査に落ちた人がdスマホローンの審査に通過するケースもあるので、利用する人によっては審査に通過しやすいローンとも言えるでしょう。

ドコモユーザーは審査で有利になる！

dスマホローンはドコモスコアを利用した独自審査を行うため、ドコモユーザーは審査において有利です。

ドコモスコアはドコモの契約状況やサービスの利用状況が点数化されるため、ドコモ回線を長年契約している人や頻繁にサービスを利用している人は点数が高くなります。

返済能力や信用情報に多少の問題があったとしても、ドコモスコアの点数が高い場合は審査に通過できる可能性があるということです。

dスマホローンの審査で在籍確認の電話はかかってくる？

dスマホローンの申込みをすると、職場に在籍確認の電話がかかってくる場合があります。

在籍確認の電話はドコモが必要だと判断した場合にかけてくるため、申込者全員に電話が来るとは限りません。

また、職場だけでなく申込者本人の携帯電話番号にも、本人確認の電話がかかってきます。

本人確認や在籍確認は以下の番号から電話がかかってくるので、電話が来たら必ず出るようにしましょう。

＜審査に伴う電話＞

番号：0120-818-360

※在籍確認の電話は、担当者の個人名で電話をかけてきます。

在籍確認が行われるタイミング

在籍確認はdスマホローン申し込み後、審査が完了する前のタイミングで行われます

職場にいつ電話がかかってくるのか気になる人もいるでしょうが、在籍確認の電話は9：00〜21：00の間に電話をかけてくるケースが多いです。

職業によって在籍確認がとれるのが平日とは限らないため、土日祝日も在籍確認の電話はかかってきます。

dスマホローンの審査にかかる時間

dスマホローンは最短即日で契約が可能なため、申込みをした当日中に審査結果を確認できます。

審査時間は個人によって異なるため、審査が長引く可能性も頭に入れておきましょう。

dスマホローンは土日祝日も審査してもらえる？

dスマホローンは土日祝日の申込みや審査に対応しています。

ただし、営業時間外の夜間の申込みは翌日の審査になるので注意が必要です。

当日中の審査を希望する場合は、営業時間の10：00〜20：00までに申込みしましょう。

審査時間が長いという口コミも！

知恵袋や5chなどで「dスマホローンは審査時間が長い」という口コミを目にしますが、実際のところ審査に時間がかかるケースは多いようです。

dスマホローンは仮審査⇒本審査の流れで審査を行いますが、審査に時間がかかるのは本審査になります。

本審査では申込内容や提出書類の確認・本人確認や在籍確認の電話を行うため、状況によっては審査が長引きやすいです。

在籍確認の電話が繋がらないパターンもあるので、スムーズに確認がとれるよう事前に職場に伝えておくことも考えましょう。

dスマホローンの審査に落ちる理由

dスマホローンの審査に落ちるのには、以下の理由が考えられます。

• 返済能力に問題がある
• 信用情報に問題がある
• 総量規制オーバーの借入がある
• ドコモスコアの点数が低い

返済能力に問題がある

ｄスマホローンが審査で重視するのは、申込者に返済能力があるかどうかです。

返済能力は年収だけでなく、年齢・職業・勤務先・他社の借入や返済状況などを見て総合的に判断します。

そのため、申込者の返済能力に問題があると判断された場合は、dスマホローンの審査に落ちる可能性が高いです。

信用情報に問題がある

ｄスマホローンの審査では信用情報の確認を行うため、信用情報に問題があると判断された場合も審査に落ちる可能性があります。

とくに審査に落ちる理由となるのは、信用情報に事故情報が登録されているケースです。

事故情報とはクレジットやローンを長期滞納した場合や債務整理を行った場合に登録されるもので、一度登録された事故情報は最低でも5年〜10年は消えません。

事故情報が登録されている人は、一般的なクレジットやローンの契約は不可能に近いです。

総量規制オーバーの借入がある

dスマホローンは総量規制の対象となるため、総量規制オーバーの借入がある場合は融資を受けることができません。

返済能力や信用情報に問題がない人でも、総量規制に引っかかれば確実に審査で落とされます。

dスマホローンの申込みをする前に、総量規制の範囲内の借入になるか計算してから借入希望額を決めることが大切です。

ドコモスコアの点数が低い

dスマホローンの審査に落ちる理由として、ドコモスコアの点数が低いことも挙げられます。

ドコモスコアの点数はドコモの契約状況やサービスの利用などで点数化されますが、点数が低いということはドコモにとって信用度が低いことを意味します。

ドコモの携帯料金の未払いや過去に滞納履歴がある場合などは、ドコモスコアの点数に影響する可能性が高いです。

料金の支払いなどに問題がない場合は、ドコモのサービスを積極的に利用してドコモスコアの点数を上げましょう。

dスマホローンの申込みから借入までの流れ

dスマホローンの申込みから借入までの流れは以下の通りです。

1. お客様情報を入力
2. 本人確認書類の提出
3. 審査
4. 契約手続きの完了
5. 借入

お客様情報を入力

まずは、dアカウントにログインした状態で、dスマホローンの申込みページに進みます。

dアカウントに登録してある情報が自動入力されるので、問題がなければ基本情報・勤め先の情報・お借入に関する情報を入力してください。

※dアカウントの情報に変更が必要な場合は、各種サイト（My docomo・dカード・dポイントクラブ）から手続きが必要です。

本人確認書類の提出

お客様情報の入力が完了したら、本人確認書類を提出します。

アプリで撮影するか、事前に撮影した画像をアップロードして書類を提出しましょう。

＜必要な本人確認書類＞

本人確認書類を提出する際は、以下のいずれかを用意してください。

• 運転免許証
• 運転経歴証明書
• パスポート
• 健康保険証
• マイナンバーカード
• 在留カード（外国籍の方）
• 特別永住者証明書（外国籍の方）

※本人確認書類の提出に加えて、オンライン本人確認の実施を依頼されることもあります。

審査

本人確認書類の提出が完了すると、申込み内容をもとに所定の審査が行われます。

収入証明書の提出が必要な場合は、対象者に別途連絡があるので確認しましょう。

収入証明書の提出について

申込み内容により収入証明書の提出が必要になる場合があります。

＜収入証明書の提出が必要な場合の条件＞

• dスマホローン（契約極度額または借入残高の高い方）とdカードのキャッシングサービス（枠または借入残高の高い方）の合計額が50万円を超える場合
• dスマホローン（契約極度額または借入残高の高い方）とdカードのキャッシングサービス（枠または借入残高の高い方）および他社借入額の残高が100万円を超える場合
• すでに提出した収入証明書類の発行日から3年以上経過した場合
• 年収や勤務先等の情報を変更した場合

＜提出可能な収入証明書＞

• 源泉徴収票
• 支払調書
• 給料明細書
• 確定申告書
• 納税通知書
• 所得証明書
• 年金通知書
• 年金証書

契約手続きの完了

審査が完了するとメールおよびアプリで審査完了の連絡があります。

融資可能と判断された場合は、金融機関の口座登録などそのまま契約手続きに進んでください。

借入

契約完了後はすぐに借入手続きができます。

借入はd払い残高に借入する方法と登録の金融機関口座に借入する方法のどちらかを選択することが可能です。

d払い残高に借入する方法

d払い残高に直接チャージして借入する方法です。

1,000円から1,000円単位の少額融資にも対応しているため、使いすぎが心配な人にもおすすめの借入方法と言えます。

＜dスマホローンから借入する手順＞

1. ログイン後のホーム画面で「お借入」を選択
2. 「d払い残高へご入金」を選択後、借入金額を入力
3. 「お借入内容を確認する」を押す
4. SMS認証と暗証番号認証を行う
5. 内容を確認し「スワイプしてお借入」を右にスワイプする
6. 借入完了

＜d払いアプリから借入する手順＞

1. d払いアプリを開き「チャージ」をタップ
2. チャージ方法選択で「dスマホローン」をタップ
3. 借入金額を入力し「お借入れ内容を確認へ」をタップ
4. SMS認証と暗証番号認証を行う
5. 内容を確認し「スワイプしてお借入」を右にスワイプする
6. 借入完了

登録の金融機関口座に借入する方法

アプリまたはWEBで手続きして、登録した金融機関口座に振込する方法です。

24時間365日借入申込み可能で、10,000円から1,000円単位で借入できます。

普段使いのキャッシュカードですぐにお金を下ろして使いたい人におすすめです。

＜dスマホローンから借入する手順＞

1. ログイン後のホーム画面で「お借入」を選択
2. 「金融機関口座へご入金」を選択後、借入金額を入力
3. 「お借入内容を確認する」を押す
4. SMS認証と暗証番号認証を行う
5. 内容を確認し「スワイプしてお借入」を右にスワイプする
6. 借入完了

dスマホローンの返済について

dスマホローンは毎月の返済に加えて、追加返済や一括返済が可能です。

dスマホローンの返済金額

dスマホローンの返済金額は、最終借入の直後の借入残高に応じて変動する残高スライド元利定額リボルビング方式によって決定します。

毎月の返済額に追加して返済することや、一括返済も可能です。

※詳しい返済額はｄスマホローン公式サイトのご返済金額について から確認できます。

dスマホローンの返済方法

dスマホローンの毎月の返済方法は、金融機関口座からの自動引き落としになります。

返済期日の毎月27日（金融機関休業日の場合は翌営業日）に口座振替が行われるので、前日までに返済金額を入金しておきましょう。

毎月の返済額に追加して返済したい場合は、ｄ払い残高からの返済と指定口座への振込による返済が可能です。

d払い残高からの返済

d払い残高を利用中の人は、ｄ払い残高からいつでも追加返済が可能です。

＜dスマホローンから追加返済する手順＞

1. ログイン後のホーム画面で「返済」を選択
2. 「d払い残高から追加返済」⇒「返済する」を押す
3. 希望の金額を入力し「ご返済内容を確認する」を押す
4. 内容を確認し「スワイプして返済」を右にスワイプ
5. 返済完了

指定口座への振込による返済

指定口座への振込で、いつでも追加返済が可能です。

振込手数料の負担が必要になります。

＜振込先の確認手順＞

1. ログイン後のホーム画面で「返済」を選択
2. 「銀行振込で追加返済」⇒「返済する」を押す
3. 表示される指定口座の情報を確認する

dスマホローンに関するよくある質問

ここでは、dスマホローンに関するよくある質問と回答を紹介します。

まとめ

dスマホローンの審査はそれほど厳しいわけではなく、ドコモ独自の基準で審査を行うためドコモスコアの点数が高い人は審査で有利になります。

ドコモユーザーは金利優遇が適用されるメリットもあるなど、ドコモの携帯回線を契約している人にはおすすめの融資サービスです。

スマホ完結で手軽に利用できるので、気になる人は検討してみてはどうでしょうか。