イオンカードの支払いができないとやばい？滞納日数ごとのペナルティや対処法を解説

この記事は、イオンカードの支払いに関する以下の疑問や悩みを持つ人に向けた記事です。

• イオンカードが払えないとどうなるの？
• イオンカードを滞納すると信用情報に登録される？
• イオンカードの支払いができない時の対処法を知りたい

この記事では、イオンカードの滞納を続けるとカード会社でどんな措置が取られるのか、経過日数ごとに解説していきます。

また、イオンカードが払えないときの対処法や、滞納した場合の信用情報への影響についても紹介しているので、参考にしてみてください。

イオンカード払えないとどうなる？滞納日数ごとに生じるペナルティ

イオンカードの滞納日数ごとに生じるペナルティを、以下の表にまとめました。

経過日数	ペナルティ
1日	イオンカード利用停止
1週間〜1ヶ月	・電話や書面による督促 ・遅延損害金の発生
1～2ヶ月	カード強制解約
2ヶ月超	・未払金や遅延損害金の一括請求 ・給与や財産の差し押さえ

イオンカードの利用金額は、ショッピング・キャッシングともに毎月10日締め、翌月2日払いです。

支払い日に引き落とし口座に残高がなく、引き落としできないまま放置すると、さまざまなペナルティが生じます。

滞納期間が長くなるほど事態は深刻化していくので、早めに対処してください。

滞納1日目〜｜イオンカード利用停止・遅延損害金の発生

支払い日に引き落としができなかった場合、早ければ支払い日の翌日からイオンカードが利用停止になります。

支払いが完了すれば利用を再開できますが、入金が反映されるまでには3〜5営業日かかります。

滞納1週間〜1ヶ月｜電話や書面による督促・遅延損害金の発生

イオンカードの支払い遅れが1週間経過すると、電話や書面で督促されます。

さらに、払込依頼書の支払い期限に間に合わなかった場合、その翌日から年率14.6%の遅延損害金が発生します。

遅延損害金は支払いが完了するまで日ごとに加算されるため、早めに対処してください。

滞納1〜2ヶ月｜カード強制解約

無断で1～2ヶ月滞納が続くと、イオンカードの会員資格が喪失し、カードを強制解約される恐れがあります。

会員資格を喪失すると、再発行することもでず、信用情報にも悪影響を及ぼします。

滞納2ヶ月超｜未払金や遅延損害金の一括請求

滞納が2ヶ月超になると、滞納していた料金とともに遅延損害金も含めて一括で支払わなければなりません。

また、この時点でイオングループの債権回収会社「エー・シー・エス債権者管理回収会社」に債権委託しているケースが多いです。

エー・シー・エス債権者管理回収会社から督促状が届きますが、放置し続けると最終的には法的措置が取られる恐れがあります。

イオンカードの支払い滞納は信用情報に悪影響

「信用情報機関」とは、クレジットやローンなどの契約や利用履歴に関する情報を管理して、金融機関などに提供する機関のことです。

支払いを滞納し続けると、この情報が信用情報機関に金融事故として登録されます。

家や車などのローンやクレジットカードの新規申込の審査にも通らない、信用ブラックの状態です。

金融事故の情報は、支払い完了後から最低でも5年間は消えません。

なお、イオンカードの場合は、2ヶ月滞納後にカードが強制解約になった時点で信用情報に登録されます。

イオンカードの支払いができないときにやること

イオンカードの支払いができないときや、遅れてしまいそうなときは以下の対策をしてください。

• 前もって支払いをリボ払いに変更しておく
• 再度引き落としまでに入金・指定口座に振込で支払い
• 支払えないときはイオンカードに相談

それぞれ解説していきます。

前もって支払い方法をリボ払いに変更しておく

支払い日前に返済が難しいことがわかっている場合は、支払い方法をリボ払いに変更しましょう。

リボ払いへの変更期限は、支払い月の前月20日までです。

支払いを複数回に分けることで、無理なく返済を行うことができます。

ただし、リボ払いに変更すると実質年率15.0%の手数料がかかるため、1回払いよりも総支払い額が増えてしまいます。

再度引き落としまでに入金・指定口座に振込で支払い

引き落とし先をイオン銀行に設定している場合は、毎月10日までの平日に自動で再度引き落としされます。

引き落とし期限までに、口座に十分な残高を入金しておきましょう。

10日を過ぎてしまった場合やイオン銀行以外の銀行に設定している場合は、指定の口座に振り込んでください。

振り込み先は暮らしのマネーサイトまたはイオンウォレットアプリか、電話で確認します。

支払えない場合はイオンカードに相談

お金が用意できずどうしても支払いができないときは、まずイオンカードの窓口に相談をしてください。

支払い期限の延長や、支払い方法の変更など状況に合わせて対応してもらえます。

ただし、無断で長期滞納している場合は、イオンカードに相談しても対応できない可能性があります。

イオンカードの滞納を解消できないときは債務整理を

債務整理とは、法的な手続きにより借金を減免・免除することです。

イオンカードの滞納が解消できないときや、他にも借金を抱えていてお金が用意できないときは、債務整理を検討してみてください。

手続き	手続きの内容
任意整理	貸金業者などの債権者と直接交渉して、借金の利息を減額
個人再生	財産を残したまま、裁判所の許可を得て、借金を5分の1に減額
自己破産	財産を処分し、裁判所の許可を得てすべての借金の返済義務を免除

債務整理をすることによって、借金を減額したりや免除することが可能です。

だだし、どの方法も信用情報に影響するため、どうしても返済ができないときに検討してみてください。

イオンカードの支払いができないときのQ&A

イオンカードの支払いができないときは早急に対処を

イオンカードの支払いが遅れ、放置していると遅延損害金の発生やカード強制解約、一括請求などさまざまなペナルティが生じます。

信用情報に影響が出てしまうと、ローンや新規クレジットカード申し込みの審査も通りずらくなってしまいます。

どうしても支払いが難しいときや、他に借金があるときは債務整理を検討してみてください。

支払い遅れが続かないよう、早急に対処することが大切です。