本当は？クレジットカード現金化の換金率とは？換金率の仕組みや上げるコツを解説

クレジットカード現金化店のサイトで「最大換金率98.5％」というような非常に高い換金率が気になっていませんか？

結論を言うと、クレジットカード現金化の「本当の換金率」の相場は70～90％です。

クレジットカード現金化店が提示しているような「最大換金率」が実際に採用されることはありません。

実際の現金化の取引では、さまざまな要因によって換金率が下げられます。

今回は、クレジットカード現金化の「本当の換金率」や、換金率が決まる仕組みについて解説します。

クレジットカード現金化の本当の換金率は70～90％

クレジットカード現金化の本当の換金率は、70～90％が相場です。

現金化店のホームページに掲載されている換金表には、90％を超える高い換金率が掲載されています。

しかし、この換金表に書かれている換金率はあくまでも「最大値」です。

利用金額や利用回数、現金化するクレジットカードのブランド、キャンペーンなどさまざまな要因を加味したうえでの最大値であって、実際の取引でこの最大値が採用されることはありません。

実際の取引では利用金額に応じた換金率があり、さらに手数料や消費税などが差し引かれ、最終的に70～80％の換金率にまで下がるのが一般的です。

換金率が下がる要因は「各種手数料＋α」

換金率が下がる要因は以下のとおりです。

• 購入した商品の消費税
• 決済手数料
• 振込手数料
• 購入した商品の配送料

現金化店によっては、上記の手数料を換金率に含めている場合もあれば、見積もりの時点で最大換金率から差し引く場合もあります。

それぞれの要因について詳しく見ていきましょう。

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購入した商品の消費税（商品代の10％）

クレジットカードで購入した商品は、商品本体の代金に加え、消費税もかかります。

当然ながら、消費税分は現金化の対象となりません。

消費税に関しては、どの現金化店であっても、どの商品であっても一律10％（2021年6月現在）です。

現金化店によっては、ホームページに掲載している換金率に消費税分が含まれていない場合もあります。

正確な換金率を知りたい場合は、事前に消費税の取り扱いについて現金化店に問い合わせるようにしましょう。

決済手数料（商品代金の3.3～8.0％）

クレジットカード現金化で商品を購入するとき、現金化店には決済手数料が発生します。

この決済手数料が、最大換金率から差し引かれる場合があります。

決済手数料とは、クレジットカード会社と加盟店契約を結んでいるECサイトが、クレジットカード決済により販売した商品代金の数パーセントをクレジットカード会社へ支払う手数料のことです。

現金化に使用するクレジットカードのブランドにより、商品代金の3.3～8.0%の決済手数料がかかります。

振込手数料（1,000円未満）

インターネットでクレジットカード現金化を行った場合、銀行口座で現金を受け取るときに振込手数料が発生します。

通常、振込手数料は振込金額が30,000円未満と30,000円以上で変わります（ゆうちょ銀行は50,000円）。

振込手数料が1,000円を上回ることはありませんが、換金率をなるべく高くしたい場合は振込手数料を無料としている現金化店を利用しましょう。

購入した商品の配送料（数百円程度）

クレジットカード現金化の「キャッシュバック方式」と呼ばれる仕組みを利用した場合、利用者は購入した商品を必ず受け取らなければなりません。

キャッシュバック方式とは、キャッシュバック特典付きの商品を購入することで、その特典として現金のキャッシュバックを受け取る仕組みのことです。

キャッシュバック方式のクレジットカード現金化は、利用者が商品を購入して、たしかに受け取ったというプロセスが必須となります。

このプロセスを省略することは、商取引を偽装した金銭授受と見なされてしまうからです。

送料分を節約したいから、同居の家族にバレたくないからと言って、商品の発送を断ることは絶対にできません。

送料は商品のサイズや自宅の住所にもよりますが、数百円程度がめやすです。

ただし、キャッシュバック方式で購入する商品がメールなどで添付して送れるデータ形式のものであれば、送料はかかりません。

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クレジットカード現金化の換金率を上げるコツ

クレジットカード現金化の換金率を上げる（手数料を下げる）ポイントを詳しく解説します。

複数の現金化店に見積もりを依頼する

同じクレジットカード、同じ利用金額（現金化希望額）であっても、申し込みをする現金化店が違えば換金率も変わってきます。

なるべく複数の現金化店に見積もりを依頼して、もっとも高い換金率を提示した現金化店を選びましょう。

たとえば、「女性限定で換金率1％アップ」「振込が翌日以降になる代わりに換金率が1％アップ」といったプランを用意している現金化店もあります。

すでに現金化店を利用している場合は、「乗り換えキャンペーン」を実施している他の現金化店に乗り換えることで、高い換金率で取引することもできます。

他のブランドのクレジットカードで見積もり

クレジットカード現金化を利用したとき、決済手数料が最大換金率から差し引かれる場合があると説明しました。

決済手数料はクレジットカードのブランドによって異なります。

クレジットカードの決済手数料率は以下のとおりです。

わずかな違いではあるものの、現金化する金額が大きくなるほど、換金率への決済手数料の影響が大きくなります。

換金率を高くしたい場合は、なるべく決済手数料の安いカードブランドで現金化すると良いでしょう。

換金率アップキャンペーンを利用する

現金化店は新規の利用者を増やすために、「換金率アップ」や「現金キャッシュバック」など、さまざまなキャンペーンを実施しています。

クレジットカード現金化の利用前には見積もりを依頼して、キャンペーンが適用されるか、キャンペーン適用後の換金率がいくらになるかを確認しましょう。

現金化店の担当者と交渉する

換金率を上げたい場合は、現金化店の担当者に換金率アップの交渉をしてみましょう。

クレジットカード現金化の交渉を有利に進めるためには、他社の換金率の見積もりが必須です。

「同じ利用金額でも他社の換金率のほうが高い」という旨を担当者に伝えれば、即換金率をアップしてくれたり、現金化利用後に追加の支払いをしてくれたりする場合があります。

クレジットカード現金化の換金率に関するQ&A

クレジットカード現金化の換金率に関して、よくある質問とその回答をQ&Aにまとめました。

換金率の高い現金化店舗をお探しの方へ

クレジットカード現金化の「本当の換金率」と、換金率が決まる仕組みについて解説しました。

優良店と高く評価されている現金化店でも、本当の換金率を公開している店舗はごくわずかです。

換金率は、クレジットカード現金化によって実際に手元に残せる現金の額に直結します。

なるべく多くの現金を手元に残すためにも、換金率の高い現金化店を厳選しましょう。

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